『ベルサイユのばら』は池田理代子先生が24歳の時に連載されたという驚き

『ベルサイユのばら』男性心理がわからなくて誕生したのがオスカル様 ヅカ愛日記



こんにちは。
Pooh(ぷう)です!

 

ネットニュースで『ベルサイユのばら』の原作者の池田理代子先生のインタビュー記事を読みました。
9月6日と13日に渡り掲載されたものです。

池田先生の熱心なファンの方であればご存知のエピソードがあると思いますが、こうやってあらためて話されることにとても興味が湧きました。

 

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『ベルサイユのばら』を初めて読んだ時

私の『ベルばら』初体験は、小学生の時に母が近所のお姉さんから借りて来てくれたことがキッカケでした。我が家はマンガはあまり読ませては貰えなかったのですが、『ベルばら』は歴史ものということと、母が宝塚歌劇の大ファンということもあり、自分でも読みたかったのかもしれません。聞いてませんので真相はわかりませんけど、なんとなくそう思います。

 

宝塚歌劇での『ベルサイユのばら』の初演は1974年。
あらためて考えると相当前なんですね。ヅカファンには初演を知らない方は大勢います。私もそう。
私が『ベルばら』の漫画に触れた時には、宝塚歌劇のベルばらブームは去った後ですけど、小さい頃からヅカに触れていた環境だったので漫画を読めることが楽しみでした。

 

『ベルサイユのばら』は池田理代子先生が24歳の時の作品

正確には24歳~25歳にかけてのようですが、そこから1年間かけてあの濃密なストーリーが展開されます。
今読んでも名作!
話が全然古くないですし、違和感も覚えません。素晴らしい才能ですよね。これを若干24歳で描いたというのが驚きました。

 

実は今回の記事で知ったのではなく、大の少女マンガ好きの先輩が『ベルばら』のことを熱く語っていて、その方から「池田先生は『ベルばら』を24歳の時に描いたんだよ」と教えてくれたのです。この記事でその時の驚きを思い出しました。

 

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男性心理がわからなくて誕生したのが男装の麗人オスカル様!

記事で1番興味を引いたのがこの部分です。

ヒットした要因は、やはり男装の麗人、オスカルという架空人物を登場させたことでしょうね。革命時に市民の側に立ったフランス衛兵隊の隊長を描きたかったけど、私はまだ24、25歳で男性心理がよく分からない。だから苦肉の策で女性という設定で描くことにしたんです。最初はアントワネットを主人公にするつもりでしたが、中盤からはオスカルが主人公になります。ケガの功名のようなものですね

引用元:池田理代子さん 「ベルばら」オスカルはなぜ女性に(NIKKEI STYLE)

 

池田先生が男性心理に果敢に挑戦しようとしたならば、オスカル様の誕生はなかったということですよね?
オスカル様の誕生がなければ、宝塚歌劇での大ヒットは生まれたのかどうか。大ヒットはしたと思いますけど、長年愛されたかどうかが難しいです。やはり男装の麗人というところがポイント高かった。オスカル様に憧れてしまう自分がいました。

 

オスカル様に恋焦がれるロザリー(だったかな?)に「私は女なのだよ」というセリフもハッとさせられた場面。女性なのに男性として生きなければならなかったというドラマが横軸で、マリー・アントワネットの数奇な運命とフランス革命が縦軸となり壮大なスケールの歴史大作マンガになってました。

 

『ベルサイユのばら』を再演する時は新演出を期待したい

『ベルばら』は宝塚歌劇のターニングポイントとなった大事な演目です。過去に再演をし人気を博しました。最後は2015年の花組台湾公演ですね。こちらは「フェルゼンとマリー・アントワネット編」でした。

 

いつか再演されることもあるでしょうけど、演出と脚本がちょっと古臭く感じるので、その際には新演出でお願いしたいです。少女マンガといえば小柳奈穂子先生ですけど、小柳先生だったらどんなベルばらになるのでしょうか?
小柳先生ではなくても若い先生での演出で見たい気がします。
往年のファンの方には手厳しい評価をされるかもしれませんけど、そのままの上演よりはいい気がします。伝統もブラッシュアップしていかないと錆びついてしましますから。

 

久しぶりに『ベルばら』を読みたくなりました。小学生の時は借りて読みましたが、大人になって本編と外伝の両方のコミックスを買いました。大事に本棚に置いてます。

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